抜歯矯正とは?メリット・デメリットを解説
更新日:2024/11/20
「抜歯矯正」についてお話ししたいと思います。矯正治療を考える際、「抜歯が必要なのか?」と心配になる方も多いのではないでしょうか?この記事では、抜歯矯正の目的やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
目次
抜歯矯正とは?
抜歯矯正とは、矯正治療の一環で歯を整えるために、特定の歯を抜いて歯並びを改善する方法です。特に、歯が密集している「叢生(そうせい)」や、前歯が前に突出している「出っ歯」など、スペースが不足している場合に適用されることが多いです。
抜歯矯正が必要になるケース
① 歯が顎に収まりきらない場合(スペース不足)
顎のサイズに比べて歯が大きい場合、全ての歯をきれいに並べるためにはスペースを確保する必要があります。
② 重度の出っ歯
歯を後ろに下げるためのスペースを作るために、抜歯が必要になることがあります。
③ 噛み合わせの改善
奥歯や前歯の咬合を整えるために、歯を動かすスペースが必要なことがあります。
抜歯矯正のメリット
① 美しい歯並びを実現
歯を無理に押し込むことなく、自然でバランスの取れた歯並びを作ることができます。
② 口元がスッキリする
出っ歯や口元の突出感が気になる方には、抜歯矯正が有効です。
③ 長期的な安定性
無理のない歯並びを作ることで、治療後の後戻りが少なくなります。
抜歯矯正のデメリット
① 治療期間が長くなる場合がある
歯を抜くことでスペースを確保し、歯を動かす作業が加わるため、治療期間が長引くことがあります。
② 抜歯に伴う心理的負担
健康な歯を抜くことに抵抗を感じる方も少なくありません。
③ 費用が増えることも
抜歯を含む矯正治療は、通常の治療に比べて費用がかかる場合があります。
抜歯矯正と非抜歯矯正の違い
「抜歯矯正」か「非抜歯矯正」かは、患者様の歯並びや噛み合わせ、顎のサイズなどによって決まります。当院では、患者様一人ひとりの状態を詳しく診断し、最適な治療計画をご提案いたします。
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