治療について

矯正歯科のホームページを閲覧するときに注意したい5つのポイント

更新日:2021/05/21

インターネットの膨大な情報の中から有益なものを探し出すのって大変ですよね。

特に「歯列矯正」のように患者さんにとって馴染みのない領域だと、良い情報とそうではない情報を判断することが、なおさら難しいと感じませんか?

残念ながら、歯科医療の世界にも知識の有無につけこんだ悪質なサイトが存在することは否めません。

そこで今回は、患者さんが矯正歯科のホームページを閲覧するときに注意しておきたい5つのチェックポイントについてご紹介します。

矯正歯科のホームページなのにドクターの紹介がない/顔が見えない

ドクターの紹介がない病院・クリニックでは、歯列矯正のスペシャリストである矯正を専門に行う歯科医師が在籍していない懸念があります。

現在の医療制度では、たとえ矯正を専門に行う歯科医師のいない一般歯科でも矯正歯科の看板を掲げることが出来てしまうため、必ず病院・クリニックに勤務する医師の経歴をチェックするように心がけて下さい。

質の高い歯列矯正を希望される方は、矯正専門の病院・クリニックを検索することで、安全で信頼できる治療と確実に出会うことが出来ます。

矯正歯科のホームページをよく見ると中身がない

Webサイトに見られる大袈裟なタイトルやキャッチーな見出しには注意が必要です。

患者さんにわかりやすくハッキリと伝えることも大切ですが、公正なスタンスで治療の効果や種類、メリット・デメリットを丁寧に解説するように意識すると、どうしても合理的な根拠や客観的なデータに依拠した堅い文章になってしまうことも事実です。

なかには、医療広告ガイドライン違反にあたる“最上級の表現”(〜No1のような)“誇大表現”(絶対に〜のような)すれすれの表現(日本最大、史上最高のような)による宣伝広告を掲げているWebサイトもあるので、ホームページを閲覧するときは、タイトルや見出しだけでなくきちんと文章を確認するように心がけることをオススメします。

イメージ写真や誇大なタイトルだけで、説明がきちんと書かれていない場合があります。

矯正治療の症例が掲載されていない

矯正を行う歯科医院の中で技術力が低い医院では症例写真が掲載されていないことがあります。

特に治療と関係のない美女のイメージ写真ばかりが多く、実際の矯正治療の写真がないようなサイトは要注意です。

歯科衛生士さんやカウンセラーなど歯医者にいる人たちってみんな綺麗ですよね。でも、ホームページを閲覧するときは、華やかな雰囲気に加えて「矯正治療に対する目的意識」をしっかりと持っているかを判断材料にしてみてください。

矯正歯科医のお話によれば、「正面だけじゃなくて複数の角度からとられた矯正治療のbefore、afterがあるところは自信があり実力も高い可能性が高い」とのことです。

安さを売りにしている矯正歯科には注意

質の高い矯正治療は、どうしても相応のコストが発生することになります。

昨今では、安価であることを専売特許としてアピールしている病院・クリニックも少なくありませんが、その分完成度の低い仕上がりになってしまうリスクが生じることは否めません。

また、初期設定こそ低額におさえられているものの、アライナー(矯正装置)の再設計など多額の追加コストが発生し、トータルコストで考えると一般的な相場より高くなり、結果として患者さんが損をしてしまうようなケースも散見されます。

矯正歯科医に聞いたところ、「安さを売りにしているということは実力で集客できないという側面も考えられる」といいます。

価格だけを判断基準にするのではなく、多角的な視点でホームページを閲覧することで、納得のいく治療とめぐりあう確率を高めるように心がけて下さい。

治療期間の早さを売りにしている

矯正治療は歯並びが綺麗になる・横顔が美しくなるといった容貌的な側面に注目が集まりがちです。

しかし、最も大事なのは「かみ合わせ」です。かみ合わせが完全に治っていないで矯正を終了してしまうと、後戻りしたり、口が閉じない等生活上の不便が起きて再治療にかけこむというケースが少なくありません。

そのため、治療速度を優先して「3か月で歯並びが綺麗に!」といったうたい文句の病院には気を付けましょう。

結局やり直しになって、最初からちゃんとやればよかったと後悔するケースが増えているようです古いことわざにもありますが「急がば回れ」はやっぱり大事なんですね。

まとめ

  • ドクターの紹介がない
  • よくよく読むと中身がない
  • 症例が掲載されていない
  • 安さを売りにしている
  • 治療の速さを優先している

矯正治療というのはあくまで医療であり、治療です。

患者さんにとって大事なのは信頼できる病院・医師の元で一緒に歩んでいけるかです。感覚的なノリや雰囲気で決める前に、上記のポイントを押さえてみてくださいね。

この記事を書いた人

オルソペディア編集部

オルソペディア編集部です。矯正関する知識やコラム、お役立ち情報など様々な記事をお届けします。

カテゴリー: 矯正歯科コラム

タグ: 病院の選び方 矯正治療の豆知識

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