あなたの顔のコンプレックス、矯正治療で治ります。
矯正治療で治るのは歯並びだけではありません。あなたがコンプレックスに思っている顔のパーツも治せる可能性があるのです。
今回は、矯正治療で治る主なケースを紹介します。
1.受け口(下顎前突)
日本人で最も多いケースは、下あごが前に出ていること。受け口とも呼ばれることもあります。とある論文では、53.8%の日本人が下あごが出ていると指摘されています。
こちらは矯正治療で治すことができます。
2.あごなし(下顎後退症)
歯並びが悪い、口が閉じないなどの問題があり、歯が発達し切ってしまうと下顎後退症つまり下顎が発達せず後退してしまうケースがあります。
このケースは口腔外科で手術するケースも多いですが、矯正治療による自然の範囲内で治療は可能です。
3.ガミースマイル
ガミースマイルとは、笑顔になった時に歯茎が3mm以上見えるケースを指します。これは男女で顎の骨の育ちが違うため女性に多く見られ、男性はあまり見られません。
このケースも外科手術により骨や粘膜を治療するケース、矯正治療で治療するケースがあります。
4.逆ガミー
ガミースマイルとは逆に、笑顔になった時に上の歯が見えずに下の歯しか見えないケースを指します。ガミースマイルの反対に男性に見られることが多いです。
また、美容整形でルフォー+SSROのように顔を短くする手術をするケースで逆ガミ―になってしまう場合があります。
このケースも矯正治療で歯を下げることである程度改善することができます。
5.口ゴボ(上下顎前突)
口ゴボとは、口元が前に出ている症状のことを指します。口元が出ていることで口が閉じにくい、オトガイに梅干し皺ができるといった問題も生じます。
横顔の美の基準「Eライン」で言うと口元が大きくラインを越えて前に出ている状態で審美的な面で気になる方も多いですし、上述の通り口が閉じにくいため呼吸や口内が乾燥するなどの健康への問題も生じることがあります。
このケースも外科手術をするか矯正治療で口元を下げることで治療することができます。ただし、治療前に抜歯を伴うことが多いようです。
6.人中が長い
鼻の下を人中(じんちゅう、またはにんちゅう)と呼びます。男性は平均で1.5~2cm、女性は平均で1.2~1.5cm程度と言われています。
人中が短いことは”美人の条件”と言われることもあり、石原さとみさんの人中が推定1cmあるかないかと短いことで話題となりました。
こちらも矯正治療で人中を短く見せることが可能です。ただし長さが変わるというよりは斜めにすることで短く見せる、その分下顎が前に出ることになります。
以上、6つのケースを紹介しました。矯正治療で顔のコンプレックスを解消することができれば、もっと素敵な自分に出会えるかもしれません。皆様に素敵な笑顔が手に入りますように。