治療について

子どもの矯正④「子どもの矯正のメリットとデメリット」

更新日:2021/10/25

「歯並びが気になるけど、痛い思いをさせるのは……」「乳歯の段階での歯並びのわるさは大丈夫?」など、お子さんに矯正治療を受けさせるかどうかでお悩みの親御さんも多いのではないでしょうか?

オルソぺディアでは、知っておきたい小児矯正の知識についてシリーズ連載でご紹介しています。

ここでは、子どもの矯正治療のメリットとデメリットについて分かりやすく解説します。

子どもの矯正治療のメリットとデメリットについて

「矯正治療は、大人になってからでも遅くはないのでは?」と思われる親御さんもいらっしゃるかもしれません。

結論から申しますと、歯列治療は子どもの頃からスタートさせたほうが様々な面で断然お得です!

ここではメリットだけでなくデメリットも含めて簡潔にまとめてご紹介します。

子どもの矯正治療のメリット

  • 治療期間を短縮することができる
  • 顔のバランスが整う
  • あごの成長をコントロールすることが出来る
  • 抜歯や手術の可能性が減る
  • 将来的な虫歯や歯周病のリスクが下がる
  • 大人になってからの矯正治療が必要なくなる

歯列矯正を子どもの頃からスタートさせると、大人に比べて治療スピードもアップし、より短い期間で治療を終えることができます。

とくに、お子さんの骨格や歯並びに成長を治療に生かす「一期治療」は、永久歯の生えるスペースを確保しつつ、あごの成長をコントロールすることができるため歯並びの移動がスムーズで、抜歯や手術をすることなく治療が完了する可能性も高まります。

審美を目的としない子どもの矯正治療ですが、歯並びが改善されることで自然と顎骨のバランスも整い、機能面だけでなく美容面にも大きな恩恵があります。

思春期における、ルックス面でのコンプレックス解消に繋がることも、見過ごせないメリットの一つと言えるでしょう。

また、歯並びにともない噛み合わせも正常化するため、虫歯や歯周病の将来的なリスクも下がります。

「歯列矯正」というと、ワイヤーが露出して見た目に悪影響をおよぼすイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

現在の矯正治療は、外見上の改善も著しいものがあります。ワイヤーを舌側に取り付ける「裏側矯正」や、装置が透明で目立たない「マウスピース矯正」など、周りに気づかれずに治療を終えることができる方法もたくさんあります。

また、子どもの早い時分から治療をスタートさせると、そうした装置を使用せずに歯並びを整えることも十分に可能です。

子どもの矯正治療のデメリット

  • 治療が長期にわたるケースも
  • 装置によっては虫歯の可能性が高まる
  • 症例によっては治療への努力が必要

メリットの多い子どもの矯正治療ですが、このようなデメリットがあることも事実です。

あご骨のバランスを整える治療を継続的に行う必要があるような難しい症例の場合、成人の歯列矯正より長い期間が必要となるケースもあります。

また、「ワイヤー矯正」は、ブランケット(矯正装置)のまわりに汚れや食べかすが溜まりやすいため、虫歯や歯周病を予防するためには、丁寧な歯磨きを怠らないことが大切です。

装置を取り外すことが出来る「マウスピース矯正」では、お子さんの装着忘れに注意されると良いでしょう。指定された使用時間をきちんと守らないと適切な効果が発揮されず、治療が長引いてしまいます。

まとめ

歯列矯正は大人になって自分の意志で少々の不便を我慢しながら行うケースが増えています。一方で、子供の頃の矯正は親心からやる場合も多いでしょう。しかし、歯列矯正でより良い成果を得るためには、治療をするお子さんご本人の協力がとても大切です。

お子さまがすすんで行きたくなるような矯正歯科医との出会いが大切になるでしょう。今回ご紹介したメリット・デメリットを手引きに、疑問点や不安な点があれば病院・クリニックまで気軽にご相談ください。

子供時代の矯正は、将来的なお子さんの美容と健康に深く関わる医療行為です。必ず深く納得した上で信頼のおける矯正治療をスタートされることを強くお勧めします。きれいに整った歯は、一生の宝物となりますので、ぜひ、親御さんからお子さんに素敵なプレゼントをしてあげてくださいね。

この記事を書いた人

オルソペディア編集部

オルソペディア編集部です。矯正関する知識やコラム、お役立ち情報など様々な記事をお届けします。

カテゴリー: 治療の方法

タグ: 子どもの矯正 矯正の種類

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