治療について

表側でも目立たない!ホワイトワイヤーって知ってる?

更新日:2021/02/10

マウスピース矯正や裏側矯正など目立たない矯正もありますが、表側矯正を選ぶという方もいるでしょう。矯正の代名詞とも言うべき「表側矯正」ですが、歯から銀色の装置がのぞくのは嫌!という人は少なくありません。

そこでおすすめなのがホワイトワイヤーです。

ホワイトワイヤーとは?

ホワイトワイヤーとは文字通り白い色をしたワイヤーです。歯と同じ色合いなのでその分目立ちにくいというわけです。エステティックワイヤーなどと呼ぶ場合もあります。

ホワイトワイヤーにも種類があります。銀色のワイヤーに白い塗装をかぶせたもの、もう1つが銀色以外の色調の金属を選ぶという選択肢です。

もちろんメリットがあればデメリットがあります。

白い塗装をかぶせたものでは塗装の分厚みが増えているので、同じ太さのワイヤーでは実際のワイヤーが細く歯の移動量が少ないです。つまり、治療効率が落ちるという意見があります。また、歯磨きなどの刺激で塗装が剥げていきます。昔は1-2週で剝げてしまうと否定的な意見もありましたが、今は1-2か月は通常持つようです。

また、選ぶ金属によっては普通のワイヤーよりも価格が高くなります。

ホワイトワイヤーこそ信頼できるドクターへ

いずれにしてもホワイトワイヤーは今や表側矯正で一般的になってきています。追加費用なしと書かれている病院も少なくありません。

「ホワイトワイヤー」と一口にいっても、アイテムによってツヤがあったりなかったり、白というよりは黄色やベージュに近かったりその人の歯の色や質感に合わせて金属を選ぶ必要があります。

矯正歯科から提案されるホワイトワイヤーが自分の希望に沿うように、信頼できる矯正歯科を選ぶことが大事となります。

審美ブラケットもあるよ

もちろんワイヤーだけ白くなってもブラケットが銀色では余り意味がありませんよね。

今はブラケットもセラミック製で白いものがあります。

白いブラケットとワイヤーがあれば表側矯正だって怖くないですね!矯正は「目立たない・わからない・見えにくい」ものへと日々進化しているのです。

この記事を書いた人

オルソペディア編集部

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カテゴリー: 矯正歯科コラム矯正治療の方法

タグ: ブラケット 矯正の種類

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