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矯正治療中のおススメ食事レシピ①ゴーヤチャンプルー

更新日:2021/05/28

歯の痛みや装置の着脱の都合で、何かと気がかりな点の多い矯正治療中のお食事。なれるまでの時間に個人差はあるものの、「習慣化してしまえば苦労や手間を感じない」という患者さんの声も多く寄せられています。

とはいえ、これから治療をスタートさせるにあたって「どんな食事をとればよいのか?」懸念を抱かれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、本シリーズでは矯正治療中におススメな食事レシピを定期的にお届けしていきたいと思います。
今回は、これから旬を迎えるゴーヤとスパムを使ったお手軽「ゴーヤチャンプルー」のご紹介です!

ゴーヤチャンプルーのレシピ

【材料】
・ゴーヤ…1本
・スパム…1/2缶(なければ豚バラ肉300gでも〇)
・たまご…2個
・木綿豆腐(あれば島豆腐)…1丁
・かつおぶし(お好みで適量)

【調味料】
・醤油…大さじ1
・ごま油…小さじ1
・塩…適量
・胡椒..適量

ゴーヤチャンプルーの作り方

下準備

・ゴーヤ…ワタをとり、5mm~1cm幅程度の半月切りに。塩(ひとつまみ)を揉み込み、3分ほど水に浸しておく。
・木綿豆腐…手でちぎって、電子レンジ(500W)で3分加熱(あくまでも目安です)。
・スパム…1cm幅程度に切る。
・たまご…溶いておく。

1.フライパンにごま油をしき、木綿豆腐を炒める(中火)。
2.木綿豆腐に焼き色(黄色くなる程度)がついたら取り出す。
3.フライパンにゴーヤを加え炒める(中火)。
4.ゴーヤに火が通ったら、スパムを加え炒める。
5.ゴーヤに肉の脂が絡み、ツヤツヤしてきたら和風だしを加え炒める。
6.木綿豆腐、溶きたまごを加え、少し固まるまで待ってから、混ぜて炒める。
7.たまごが固まったら、醤油を加え、さっと炒める。
8.かつおぶしを好みでふりかけて、完成。

〜POINT〜
ゴーヤの下処理

薄く切ったほうが苦み成分が出やすくなり苦みが軽減されるので、ゴーヤの切る厚さはお好みで調整してください

なお、薄ければ薄いほど、嚙む回数も少なくなります。矯正装置に不慣れな方は、なるべく薄く(もしくは小さく)切った方がよいかもしれません。

ゴーヤ特有の苦みがお好きな方は、苦み対策の塩もみは不要です。

・豆腐の下処理

電子レンジで豆腐を脱水することにより弾力が増し、炒める際に崩れにくくなる。食感アップにも〇。

塩をまぶすと、より水分が飛びやすくなるので好みで調整してみてください。

ゴーヤチャンプルーの実食レポート

基本的に、硬いものはNGな矯正中のお食事。最初はスープやヨーグルトがオススメですが、栄養面を考えると不安があります。

まだ「固形物が痛くてダメ」という患者さんにとくにおオススメなのが、柔らかくてヘルシーなお豆腐を使ったお料理です。魚、肉も一緒にとれるので栄養不足に陥りがちな矯正中の食事にぴったりです。

今回ご紹介した「ゴーヤチャンプルー」のレシピは、塩コショウ&醤油メインで余計な調味料を使わずにとてもシンプル。

ゴーヤとスパムに卵の旨味が絶妙にマッチして、料理下手な筆者でも簡単においしく作ることが出来ました!|

「ゴーヤの下処理」「豆腐の下処理」も思ったほど手間がかからず、全体の調理時間も15分程度でOK。ゴーヤは6月から8月にかけて旬を迎えますので梅雨や夏の時期にピッタリな一品です。

この記事を書いた人

オルソペディア編集部

オルソペディア編集部です。矯正関する知識やコラム、お役立ち情報など様々な記事をお届けします。

カテゴリー: 治療中のお役立ち情報

タグ: 矯正中の食事

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