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その歯の痛み、もしかしたら「顎関節症」かも?

更新日:2021/05/26

歯の二大疾患として虫歯や歯周病が挙げられますが、近年それに続く第三の疾患として認識されているのが「顎関節症」です。

虫歯や歯周病の治療で歯医者さんに行ったら、顎関節症を併発していると診断された経験がある方もいらっしゃることでしょう。顎関節症は、矯正治療を希望される方の多い若い女性が発症しやすく、また誰もがかかる可能性のあるきわめて身近な疾患でもありますので、最適な矯正治療を受けるためにも顎関節症の正しい知識を持っておくことが大切です。

ここでは、顎関節症について確認しておきたい基本的な情報についてご説明します。

顎関節症の症状

一般的に、次のような3大症状が確認される場合、顎関節症と診断される可能性が高くなります。

  • 顎が痛む
  • 口が大きくあけられない(開口障害)
  • 顎を動かすと音がする(間節雑音)

ただし、顎関節症はこのような症状にとどまらず、「肩こりや首の痛み」「頭痛」「耳鳴り」をともなう場合もあります。

その原因も顎関節に限局されるものではないため、ご自身で発生源をとらえることが難しく何科を受診すれば良いのか分からずに診断が遅れるケースも少なくありません。

矯正治療を通じて噛み合わせを治すのも策

噛み合わせの悪さから顎関節症を疑い専門の矯正歯科を受診される場合、矯正治療を通じて嚙み合わせを治すことで顎関節症が治ることを副次的な効果として期待する形になります。

また、嚙み合わせが良くても顎関節症になることはあります。この場合の治療は一般歯科、外科的な手術が必要な場合は口腔外科での対応となることが一般的です。

矯正治療を希望される方で上記のような自覚症状がある場合は、ぜひお気軽に初診相談されてみて下さい。

この記事を書いた人

オルソペディア編集部

オルソペディア編集部です。矯正関する知識やコラム、お役立ち情報など様々な記事をお届けします。

カテゴリー: お口のお悩み矯正歯科コラム

タグ: 歯科矯正 顎関節症

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