治療について

矯正治療 何歳くらいから何歳まで対応できるの?

更新日:2021/01/28

矯正治療は何歳から何歳までできる?

矯正治療に年齢による制限はあるのでしょうか?

結論からお話しますと、歯列矯正は基本的にどの年齢層の患者さんにも対応可能であり、「歯があればいくつからでもスタートさせることが出来る」治療です。
高齢であることを理由に「もう無理ではないのか?」と治療を断念されている方も多いことと思いますが、歯茎や歯槽骨(歯を支える骨)に問題がなければ、60代や70代でも歯列矯正を受けることが出来ます。

ただし、年齢が上がるにつれ、患者さんの歯の健康が損なわれているリスクは高まり、治療にも細心の注意が必要になることもまた事実です。
お悩みの方は一度、矯正治療を専門とする歯科医師のカウセリングを受診されると良いでしょう。
なお、お子さんの矯正治療に関しましては、三歳ごろから治療をスタートさせることも可能ですが、一般的には下顎の前歯が生え揃う小学二年生頃(一期治療)が最適な年齢だと考えられています。

年齢による矯正治療の名称について

ここでは、年齢による矯正治療の名称についてご紹介します。
歯科医療の世界では、患者さんの年齢層に応じ、歯列矯正を以下の三つに分類することが一般的になっています。

小児矯正

その名前の通り、子どもの矯正治療のことを指し示す呼び名です。小児矯正には、あご骨の柔軟性と高い適応能力が矯正治療に大きな改善効果をもたらし、発育にともなう歯並びおよびあごの移動が成人に比べ容易であるというメリットがあります。

成人矯正

歯列の矯正治療は、「ジュニア世代(小学生〜高校生くらい)の子どもたちがするもの」という考え方が主流だった時代に生まれた呼び名で、大人が行う矯正治療のことを指し示したものです。ガミースマイル、受け口・しゃくれと言った見た目のコンプレックスも歯列矯正によって解消することが出来るため、近年では20〜30代の女性の方にとても人気があります。

シニア矯正

成人矯正が一般的なものになった昨今では、50代・60代の方が矯正治療を行うケースも珍しくなく、そうした状況から生まれた呼び名が「シニア矯正」です。ただし、ご高齢になると歯周病によって歯槽骨という歯を支える土台の部分に問題が生じ、治療が適用できないケースもあるので、治療を希望される方は、一度歯科医にご相談されることをお勧めします。

歯列矯正というと、子どもが金属製のワイヤーをかけた「小児矯正」の痛々しいイメージがどうしても強いかもしれません。しかしながら、近年では、歯並びにコンプレックスを持たれている方や、人と接する機会の多い営業職・飲食業の方をはじめ、大人になってから治療をスタートさせる「成人矯正」「シニア矯正」のケースが増えています。

大人向けの矯正装置もさまざまなものが登場し、歯と同色のワイヤー装置や無色透明のマウスピースを使用することで、他人に気づかれずに治療を完了させることも可能です。(矯正治療の種類についは別記事をご参照ください)

まとめ

「若いうちにやっておけば……」と年齢を理由に矯正治療を諦めてしまう声も耳にしますが、現在の医療テクノロジーでは矯正治療の可否に年齢はほとんど無関係であり、歯茎や歯槽骨(歯を支える骨)が健康であれば、何歳からでも矯正治療を始めることが出来ます。

何よりマスクで口元が隠せる今の世の中だからこそ仕事への影響も少なく「矯正治療ははじめ時」という声も聞かれます。数年後、マスクが必須じゃなくなったときに口元が綺麗になっている…そんな自分を想像してみませんか。

治療をご検討の方は、ぜひ一度お気軽に矯正治療を専門とする病院・クリニックのもとを受診されてみて下さい。

矯正装着もさまざまな種類のものが開発されているので、ご自身のライフスタイルや歯並びの状態ににあった最適な治療プランを矯正医と一緒に作り上げていきましょう。

この記事を書いた人

オルソペディア編集部

オルソペディア編集部です。矯正関する知識やコラム、お役立ち情報など様々な記事をお届けします。

カテゴリー: 矯正歯科コラム

タグ: 小児矯正 年齢 成人矯正

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