治療について

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の費用は?埼玉の相場は?

更新日:2022/06/23

マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

アメリカのアライン・テクノロジー社の製品で、マウスピース型の歯列矯正装置です。
透明なマウスピースを治療の段階ごとに取り換えていくことで、少しずつ歯を移動させていきます。自身での着脱が可能なので、衛生管理がしやすく装置が目立ちにくいのが特徴です。一日の装着時間は20時間以上を推奨しています。

費用

費用のイメージ

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、自費診療であり、金額は歯科医院によって異なります。費用の目安として標準的な全顎矯正の場合100万円前後、部分的な矯正や軽度な症例の場合は30~50万円ほどです。

費用の内訳

①相談・カウンセリング料

約5,000円。無料で行っているところもあります。

②精密検査・診断料

約30,000~50,000円。レントゲン写真や歯の型を採取し、治療計画を立てます。

③治療費(マウスピース代など)

以下を参照。

④調整、管理料

約5,000円が相場。1~2か月に一度来院し、歯の動きの確認や調整をします。

⑤リテーナー(保定装置)

約50,000円。インビザライン矯正の終了後、歯の後戻り防止のためのリテーナーを作成します。

このほか、歯のクリーニング代などが必要となることもあります。

埼玉県のマウスピース型矯正装置(インビザライン)を取り扱っている歯科医院の費用例

例1)都度の支払がある場合
相談・カウンセリング料0円
精密検査・診断料50,000円
治療費800,000円
調整・管理料4,000円(来院時都度)
リテーナー代50,000円
固定費合計900,000円
調整・管理料4,000円×12

合計948,000円

例2)トータルフィーでの支払い
相談・カウンセリング料0円
精密検査・診断料35,000円
治療費1,000,000円
調整・管理料0円
リテーナー代0円

合計1,035,000円

例1)のように都度、調整料などを支払うシステムの歯科医院と、例2)のようにトータルフィーシステムの精密検査・診断をもとに必要な処置費用を最初に明示し、それ以上費用がかからないようにしているパターンもあります。

実際どの程度の頻度で通院が必要になるのかは不透明であり、額面だけで損得を判断するのは難しい側面もありますが歯科医院選びの材料になるかもしれません。

またトータルフィーシステムでも、どこからどこまでが加味されているのかは歯科医院によって異なりますので費用については都度確認をするようにしましょう。

まとめ

埼玉県におけるマウスピース型矯正装置(インビザライン)の費用は、通常の歯列矯正の場合100万円前後みておくと良いかと思います。

歯科医院によって費用設定の違い、口腔内の状態によって費用の差が出ますので、まずは矯正相談に行き自分の歯並びを治すための費用を確認しましょう。

また支払い方法もいくつかあるので、自分の希望している支払いが可能なのかも合わせ確認すると安心です。

歯列矯正に限ったことではありませんが、「自分が納得している」ことが大切です。
費用も含めて自身が納得できる歯列矯正ができるようにしっかり比較検討をしましょう。

この記事を書いた人

オルソペディア編集部

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カテゴリー: お役立ちコラム

タグ: マウスピース矯正

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